ネペンテス
Nepenthes
- 名称
- ネペンテス
- 学名
- Nepenthes
- 科名
- ウツボカズラ科
- 属名
- ウツボカズラ属
- 原産地
- 東南アジア・マダガスカルなど
ネペンテスの特徴
ネペンテスはウツボカズラ科ウツボカズラ属のつる性植物です。 東南アジアやマダガスカルなどの亜熱帯地域や北オーストラリアなどが原産。食虫植物としても有名で、葉先からつるを伸ばし先端が徐々にツボの様な形に膨らんでいきます。この捕虫袋はある程度大きくなると上部の蓋が開き、中に溜まっていた液体が空気に触れることで酸性になり虫を溶かせるようになります。土に栄養がない場所でも虫を捕食して生きていこうと進化した植物です。こう言った仕組みを知ると植物の神秘を感じずにはいられません。液体の酸度はあまり強くないので手についたとしても心配ありません。
ネペンテスの育て方
日光を好みますが強すぎる日差しは避けて下さい。特に真夏の西日などの場合は遮光が必要になります。 寒さには弱いので冬は日当たりの良い室内へ入れてあげましょう。湿潤な場所が自生地なので、水はたっぷりとあげます。特に夏は一日に一回ほどあげてください。
豆知識
食虫植物は虫を捕獲できなければ生きていけないと思われがちですが、光合成ができ十分な水があれば生きていけます。なかなか見ることができませんが、6月頃にうまくいけば全長1㎝ほどの小さな黄色い花を見ることができます。花言葉は「甘い罠」「油断」「絡みつく視線」。