マングーカズラ
Epiprenum mirabile
- 名称
- マングーカズラ
- 学名
- Epiprenum mirabile
- 科名
- サトイモ科
- 属名
- エピプレムナム属
- 原産地
- 沖縄、台湾
マングーカズラの特徴
マングーカズラはサトイモ科エピプレムナム属。沖縄・台湾原産のつる性の植物です。湿潤温帯気候区に約110属、1500種が分布すると言われます。多くのサトイモ科の植物の花は花軸に密集し、それを囲むように発達した苞(仏炎苞)があるのが特徴です。葉は卵形で深い切れ込みがあり濃い緑色。生い茂るととても美しい景観となります。
モンステラによく似ているので間違われることもあります。気根によって他の樹木などに巻きつき、耐陰性と耐寒性に優れているので多少過酷な環境下でも十分生育できます。
マングーカズラの育て方
ジャングルなどの密集したくらい環境で育つので、耐陰性に優れています。室内の照明でも十分に育ちます。ずっと暗い環境に置いておくと徐々に葉の色が黄色くなってしまうことがあるので、定期的に日光浴をさせてあげるとよいでしょう。
暗い場所に置いていると水の吸い上げも悪くなります。根腐れしないように、表面が乾いてから水をあげるようにしましょう。モンステラに形状が似ていますが、成長も早く耐陰性も強い植物です。ワタカイガラムシが付きやすいので注意しましょう。
豆知識
「マングーカズラ」の「マングー」は動物の「マングース」に由来していると言われます。これは同属の「ハブカズラ」と葉の形状は似ているが、「ハブカズラ」よりも強健な性質を持つ植物という意味から「ハブ(蛇)」より強い「マングース」と言う意味にちなみつけられたそうです。