ガジュマル
Chinese Banyan
- 名称
- ガジュマル
- 学名
- Ficus microcarpa
- 科名
- クワ科
- 属名
- フィカス属
- 原産地
- 東南アジア・沖縄
ガジュマルの特徴
ガジュマルはクワ科フィカス属の植物です。東南アジア、沖縄原産の常緑高木で、自生地では樹高が25m以上にもなります。太い幹や枝から多数の気根を出した姿はたくましく、葉は肉厚できれいな光沢を持っています。土の中の根のほかに幹から出る気根があります。この気根で他の木などに絡まりながら成長します。本来は日なたの暖かいところを好みますが、耐陰性もあります。フィカス属は熱帯から温帯にかけて約800種程が分布していて、果物のイチジクや観葉植物のベンジャミンもフィカス属の植物です。
ガジュマルの育て方
明るく風通しの良い場所で育てます。春から夏にかけては水をたっぷりあげましょう。涼しくなる秋からは少し乾燥気味にします。寒さには弱いので冬は室内で育てますが、室内でも5℃以下にならないように気を付けましょう。
豆知識
ガジュマルの名前の由来は、他の物に「絡まる」に由来するという説があります。沖永良部島にあるガジュマルは昭和31年に植樹され「新日本名木百選」にも選ばれています。森の精霊のいる木とされていて、沖縄の妖怪キジムナーはガジュマルに住んでいるといわれています。