ゲッキツ
Murraya paniculata
- 名称
- ゲッキツ
- 学名
- Murraya paniculata
- 科名
- ミカン科
- 属名
- ゲッキツ属
- 原産地
- 沖縄、東南アジア
ゲッキツの特徴
ゲッキツは沖縄や東南アジアが原産、ミカン科ゲッキツ属の常緑小高木です。柑橘系の光沢のある小さな葉が密生している姿が大変美しく、奄美大島以南では庭木や生垣にも用いられているきれいな植木です。
開花期は6月~7月で、直径2cm程度の白く小さなかわいらしい花を咲かせます。冬には1cm程度の赤い実をつけます。白い花はジャスミンに似ていることから別名「シルクジャスミン」とも呼ばれていて、とても強い芳香をはなちます。
ゲッキツの育て方
ゲッキツは熱帯地域で育つ植物ですが、耐寒性にも優れているので地植えでも鉢植えでも育てられます。日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。
葉がこまかくついているので風通しがわるいとカイガラムシなどがつきやすくなります。時々剪定してなるべく葉が重ならないようにしましょう。日照不足に弱く、落葉しやすいので注意します。
豆知識
ゲッキツの花言葉は「純粋な心」です。白く小さな花がたくさん咲くことからついたといわれています。
同属の「カレーの木」は日本名でオオバゲッキツといいます。カレーに欠かせないスパイシーな香りのするハーブとして人気です。
同属の「カレーの木」は日本名でオオバゲッキツといいます。カレーに欠かせないスパイシーな香りのするハーブとして人気です。