コールラビ
Kohlrabi
- 名称
- コールラビ
- 学名
- Brassica oleracea Gongylodes Group
- 科名
- アブラナ科
- 属名
- アブラナ属
- 原産地
- ヨーロッパ南部、地中海沿岸
コールラビの特徴
コールラビはアブラナ科アブラナ属の植物です。ヨーロッパ南部、地中海沿岸が原産。日本名ではカブカンラン(蕪甘藍)や球茎キャベツと言われます。球状の部分はキャベツで言う芯(茎)の部分が大きくなったもので、よく見ると葉のとれた跡が残っています。シャキシャキとした食感が人気で、ヨーロッパでは一般的な野菜としてサラダやシチューなどにも使われているそうです。表皮が紫色の物もありますが、皮をむくと白色です。ビタミンCが豊富で、煮ても流失しにくいことから栄養価が高い野菜といわれています。コロッとした見た目が可愛らしく独特な見た目から人気がありますが、花店などで売られているコールラビは鑑賞用で食べられないこともあります。食用として購入する際は店舗で確認してください。旬は2回あり、6~7月の初夏と10~11月の晩秋に楽しめます。
コールラビの育て方
日当たりが良く風通しの良い場所が最適です。キャベツと同じで涼しい環境を好みます。生育に適した温度は15~25℃です。種は春撒きと秋撒きがあります。植え付けの際は水をたっぷりあげますが、乾燥には強いので水を上げすぎないように注意しましょう。
豆知識
コールラビのコールはドイツ語で「キャベツ」、ラビは「カブ」の意味です。日本には明治時代に渡来しましたが、近年まであまり知られていませんでした。野菜のケールを品種改良して生まれたといわれています。