テレビ美術装飾
お花見

関東では桜が開花し始めました。来週には満開となりお花見シーズンに突入しますね。
野沢園テレビ部では、テレビ番組やイベントの装飾で本物の桜の木を使うことがあります。本物の桜を使うことは不可能ではありませんが、手軽にできるものではなくコストもかかるため、造花の桜を本物の枝に取り付けて桜の木を表現することが多いです。今回は桜の造枝の作り方を紹介します。
桜の造枝の作り方
造花を 1本ずつ手作業で枝に取り付けて、まとまった大きな1本の桜の造枝を作ります。


造枝を本物の桜の幹に取り付けます
造枝をたくさん作成して、本物の桜の幹に釘やビスで取り付けます。後ろから見るととても複雑に枝が取り付けられているのがわかりますね。

前から見るとこのように桜の木が出来上がっています。

造花で作成する桜の良い点は様々なサイズに対応出来るところです。 また水やりも必要ないので、長い期間飾っておかなければならないイベント等でも枯れることがなく、クオリティを保ったまま綺麗な状態で飾っておくことができます。
テレビ番組やイベントでもし桜を見かけたら、普段より意識して見てみると本物なのか造花なのかが分かるかもしれません。 このようにして植物に興味を持ってもらい、他の植物も意識して見てもらえると嬉しいなと思います。