植物
アンスリウム
9月に入りましたが、まだまだ暑い日々が続いています…
今年の9月上旬は平年より暑いようです。
早く涼しくなって欲しいものです。
今回はアンスリウムについてお伝えしようと思います。
アンスリウムはサトイモ科で原産地は熱帯アメリカ~西インド諸島です。
私たちが花と思っているハート型の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞で、本当の花は仏炎苞の中心から突き出している尻尾のようなところです。
仏炎苞が真紅やピンク、白など種類もたくさんあり、現在600種以上の分布が確認されているそうです。
トロピカルな雰囲気を醸し出してくれ、鉢植えだけではなく切花としても広く流通しています。
花言葉はハート型で激しい恋心を連想させることから、“煩悩”“恋にもだえる心”となっています。
…本当に花言葉が激しいですね。
(因みに花の色で花言葉が違うようで、赤は情熱、ピンクは飾らない美しさ、白は熱心です。)
ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があるようです。
弊社の事務所玄関にアンスリウムが置いてあります。
そのアンスリウムになんと…実がなったのです!!!
こちらが実です。
最初は緑色でしたが少しずつとオレンジ色になり、埋まっていた実がポコポコと出てきました。
このオレンジの実の中に種が入っています。
取り木や株分けで増やすことが多いアンスリウムですが、この種からも増やすことは可能です。
発芽させるにはオレンジ色の果肉から出してよく洗い、ミズゴケにくるみ乾かさないように管理をすると発芽するらしいです。
また、直ぐに撒くことが発芽率を上げるポイントのようです。
現在、1つ目は終わってしまい、2つ目が少しずつオレンジ色に変わっています。
大切に見守り、出来た種を撒いてみようと思います。
アンスリウムは花(仏炎苞)を楽しむものだけではなく、葉や実を楽しむ品種があります。
アンスリウムの新しい楽しみ方を探してみるのは如何でしょうか?