研修・イベント
八丈島出張2016
5月16日から20日まで八丈島にある野沢園の農場へ出張してきました。
野沢園では八丈島の気候特性を生かした植木の生産を行っています。
熱帯でないと生産がむずかしい珍しい植木も多数育てています。
今回は、出荷も植え付けもなく、農場の整備をする為にやって参りました。
なので期間は5日間と短かったです。
初めての八丈島は、植物好きな私にとても刺激を与えてくれました。
何気なく見た石垣にはアビスかオオタニワタリが石の隙間に自生していました。
これが自然の生え方なのですね。
農場に着くと、その植物たちの繁りように衝撃を受けました。
まさか、こんなにも農場を覆いつくす程に成長しているとは。
植物の生命力の強さを実感しました。
最終日は午後から時間を頂き、島内を観光してきました。
フェニックス・ロベレニーの原種、地熱発電所、歴史民俗資料館、植物公園、八丈富士を見学しました。
フェニックス・ロベレニーというのはヤシの木で、貸植木でもよく使われる植物です。
その葉は花束の花を演出する添え葉として欠かせない花材であり、八丈島から全国へ出荷されています。
その国内シェアはほぼ100%です。
八丈島には大正8年に導入され、以来八丈島の園芸を支えてきました。
その歴史ある始まりの木はまだ八丈島に現存しており、その樹齢100年近い木を見た事は、感慨深いものがありました。
今回の出張で一番感銘を受けたのは、宿泊先の近くで見たこの光景です。
島内で大きな植物は、たくさん見かけましたがこれは雰囲気が違いました。
約5mの高さのガジュマルとそこに着生し垂れ下がる植物がトンネルを形成していました。
さらに根元にはこれまた大きいモンステラが生えており、とても面白く興味深い構図だと思いました。
今回の出張は5日間ではありましたが、八丈島の魅力を体感することができました。
また機会があれば行きたいと思いました。
社員O