研修・イベント

夢の島 熱帯植物館

2月の初めに暖かい場所へ行こう!と思い、江東区にある夢の島植物館へ行きました。

 

夢の島熱帯植物館は都立夢の島公園内にあります。

都立夢の島公園は昭和53年10月に開園し、面積は約43ヘクタールととても大きく、野球場や陸上競技場、バーベキュー広場など、いろいろな施設が設けられています。

 

その中にある熱帯植物館は夢の島公園が開園してから10年後、昭和63年に開館しました。

半円のガラス張りのドームが3つ連なっており、館内は熱帯と亜熱帯の植物を集められています。

小笠原諸島の貴重な固有種を含む珍しい熱帯植物が巨大なドームの中でエキゾチックな景観を作り出しています。

また、温室の暖房や冷房、給湯等に必要なエネルギーを隣接する新江東清掃工場から送られてくる高温水でまかなっているそうです。

 

 

新木場駅から歩いて植物館まで約15分。

公園の中を歩くと大きなデイゴやヤシが植えられており、南国のような雰囲気がありました。

熱帯植物館横のワイルドフラワー花壇には、早くも菜の花が黄色い絨毯のように咲いていました。

まだまだ寒いですが、植物たちは着々と春に向かっているようです。

 

 

 

植物館に到着し、売店でiPodをレンタルしました。

このiPodには“トロピカッチ”というアプリが入っており、温室内にある熱帯植物について音声、映像、図で学ぶ事が出来ます。

実物を見ながら、説明を聞くと強く印象に残り、興味がどんどん湧いてきます。

 

 

私が今回印象に残ったのは、“ポトス”です。

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メジャーな観葉植物なので、名前は知らなくても見たことがある!という方も多いのではないでしょうか?

 

そのポトスが植物園では…

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大きな木に這い上がり、覆い尽くす様に大きく育っていました!

自然界でもこのように大きく育っているのが想像できます。

調べてみると、私たちが一般的に見ている葉は幼葉で、成葉になるとモンステラの様に羽状に切れ込みが入るようです。

(写真ではわかりにくいのですが、植物館のポトスも切れ込みが入っていました)

大きくなってしまった葉は雨風の影響をうけないようにするために切り込みが入ると言われています。

植物の環境に応じて進化している、というのは改めてすごいなぁと感心してしまいます。

 

 

また、このような実がなっていました。

何かわかりますか?

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この実は“ゴレンシ(五斂子)”といいます。

私たちの馴染みのある呼び方ですと“スターフルーツ”です。

カットした断面が星形(五稜形)に見えることからこのような名前がつきました。

現在、宮崎県や沖縄県、鹿児島県など暖かい地域で栽培されており、黄色い果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱく、サクサクとした食感がするようです。

是非食べてみたいです!

 

 

 

これからは暖かくなり、植物たちが輝く季節になります。

公園や植物園へ行き、季節を感じていきたいと思います!

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