研修・イベント
2023年植木供養祭・GOCを行いました
こんにちは。残暑の厳しかった9月を越えて、10月になりました。
まだ日中は暑い日がありますが、朝晩の涼しさから秋を感じるようになりましたね。
野沢園では秋恒例の社内行事『植木供養祭』と『グリーンオーナメントコンテスト(GOC)』を行いました。
過去のブログでも取り上げていますが、植木供養祭は植木を扱う仕事をしている弊社で大切な行事の一つです。
再生農場を持つ弊社でも廃棄しなければならない植木はあるので、社員一人一人が線香をあげ、心の中で植物に感謝を捧げます。
もう一つの行事。グリーンオーナメントコンテスト(GOC)は、テーマに沿ったグリーンディスプレイを作成するコンテストです。
毎年部署や年齢等関係なくMIXでチームが組まれますが、今年は年代別にチームが組まれました。若いチームは若さ溢れる斬新な作品が、ベテランチームは経験と知識が活きた作品が集まりました。
GOCの今年のテーマは『IT企業のエントランスを飾るWinterDecoration』。
世界展開するIT企業のエントランスへ設置を前提とし、サスティナブルに配慮した素材等を使用すること、植物を使用した野沢園らしい冬のエントランス装飾が課題となりました。
投票により決まった上位作品をご紹介します。
全体を白で統一し、冬独特の幻想的な雰囲気を作り出した作品
ITらしさを表現するためにピクセルをモチーフとして取り入れています。
使用素材は再生可能なもの、サスティナブルな商品を選択し、枝は廃材が活用されています。
幻想的な雰囲気と馴染むように生の植物を取り入れ、野沢園らしく自然な景観となっています。
下写真はプレゼン中の様子です。
冬の景色、澄んだ空気感を感じてもらうために雪や氷をモチーフにあしらった作品
使用済みのCDROMを加工したオリジナルオーナメントが、ダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いていました。
またオーナメントがついているメインのフイリオオハマボウという植物は、野沢園で再生をかけながら何年も使用されている植物です。
実際にアーチをくぐり歩くことも可能な装飾となっています。
樹氷の個性や成長過程と企業の特徴や成長をリンクさせた作品
樹氷は繊細なものから大きな雪の塊のようなものまで様々で、着氷→着雪→燃結を繰り返して薄かった氷の層がだんだんと成長していく…
樹氷の個性や成長過程と企業の特徴や成長をリンクさせた作品です。
スキャタースノーが本物の雪のように降り積もり、ライトアップされた樹氷が幻想的なディスプレイになっています。
「ぶら下がっている球体の中には…」
植木に感謝し、新たなものを協力し合って作り上げる…そんな秋のひと時でした。
以上、植木供養祭とグリーンオーナメントコンテストについて紹介いたしました。