植物
少し変わった植物たち①
実は野沢園はフラワーショップもやっています。
そんなフラワーショップでは野沢園らしく普通のお花屋さんではあまり見かけない、ちょっと変わった植物も取り扱っています。
今回はそんなちょっと変わった植物を少しですが紹介していきたいと思います。
まずはこちらから
一見すると普通の柑橘系の植物です。でも下においてあるボールペンを見ていただければわかるようにものすごく小さな実をつける植物なのです。
名前は金豆と書いてキンズと読みます。
性質は関東などでもよく育つ金柑と同じなので大変丈夫で育てやすいです。
実もほぼ金柑と同じぐらいの時期に色付きだすので1月ごろにはオレンジ色の実を楽しめます。
実のサイズは約10mmぐらいで成長が止まってしまいます。
なので色付いてもこんな感じです。
そして気になるのは、やっぱり食べられるかどうか?ですが残念ながら観賞用になります。
もし食べられても皮と種がほとんどなので果肉はほとんどありません。
次にご紹介するのはこちら
名前は匂いスミレ
その中でもボリュームのある八重咲きの品種です。
スミレの仲間としてはお花が大きく観賞用としても見ごたえがあります。
そして何と言ってもあまーい香りを楽しめるのが一番の特徴です。
ヨーロッパなどではバラ、ラベンダーと並ぶ香水の原料花として、昔から栽培されています。
性質は特に寒さに強いので関東の平地であれば外で冬越しもまったく問題ありません。ですが夏の暑さに弱いので夏越しは風通しのよい涼しい半日陰に逃がします。そのため時期によって移動できたほうがよいので庭植えより鉢植えでの管理をお勧めします。
そして最後にこちら
名前は花月といいます。
お花のアップはこんな感じです。
見れば見るほど、どこかで見たことあるって方が多いのではないでしょうか。
花月というと聞きなれませんが、実は「金のなる木」という有名な別名をもっています。
金のなる木は皆さんご存知だと思いますが、金のなる木に花が咲くのを知っている方は少ないのではないでしょうか。
写真の花月は桜花月という花月の中でも花の多い品種です。でも一般的な金のなる木もお花を毎年咲かせるんですよ。
ほんの少しでしたが、少し変わった植物を紹介しました。
フラワーショップでの取り扱いは入荷により変わりますので今回紹介したものがない場合もございます。ご入用の際は一度お問い合わせ下さい。
野沢園 有楽町花店TEL03-3216-2060
次回は、野沢園緑創部のトラックについて紹介したいと思います。