植物
野沢園の植物
みなさんこんにちは。秋の紅葉とクリスマス!楽しまれていますか?
先日私は、プライベートで山形県にある出羽三山の一つ、羽黒山に行き紅葉を満喫してきました。
紅葉って本当に綺麗ですねっ!!!
今回は、野沢園緑創部で取り扱っている珍しい観葉植物についてご紹介したいと思います。
野沢園では、八丈島に6000坪の生産農場があり、一般的にあまり流通していない独自の植物を生産しています。(八丈島に関してはぜひこちらをご覧ください ⇒ 八丈島出張2016 )
また仕入れ担当の専門スタッフが定期的に市場に行き、お客様が驚きそうな珍しい植物を、日々仕入れています。
それでは、早速紹介していきたいと思います。
まずひとつめの植物は…!?
『アフリカマキ』です。
アフリカマキという名前の通り、原生地はアフリカです。
標高1800メートルから2400メートルにある山地に生え、アフリカでは最も背の高い針葉樹で高さ20~40メートルになります。
細長い葉が密生した姿は、柳の木の雰囲気に似た柔らかく優しい印象を与えます。
次は『ストロベリーグァバ』です!
ストロベリーグァバは、フトモモ科バンジロウ属です。バンジロウ属は、熱帯・亜熱帯アメリカ、西インド諸島に約100種あります。
果実は球形でイチゴに似た風味があります。
この果実がイチゴのような香りがすることからストロベリーグァバの英名がつけられたそうです。
また和名を照葉(テリハ)バンジロウといい、葉っぱがツヤツヤしています。
樹皮はサルスベリのように平滑で灰褐色、老化すると少しずつ剥がれていきます。
ストロベリーグァバは、観葉植物のなかでは寒さに強いため、これからの季節にどんどん活躍していきます。
最後に…『バルーンポトス』です。
バルーン!?と聞いて驚かれた方もいると思いますが、バルーンポトスは、風船のようなシルエットに仕立てたポトスになります。
今にも飛んでいってしまいそうなポトスを思わず子どもに持たせたくなりますね。
一般的に流通しているポトスは、このような仕立てです。
ポトスは、成長力旺盛で丈夫なイメージがありますが、寒さにとても弱くデリケートな一面もあります。
育てているときに、このつるの部分が傷んでしまうと商品価値がなくなってしまうため、ここまで美しく丹精を込めて育てた生産者の方を思うと思わず感動してしまいます。
以上が今回ご紹介する植物になります。野沢園では他にもたくさん!珍しい植物を取り扱っていますので、これからもどんどん紹介していきたいと思います。
次回の内容は、テレビ部のセットで使われる木がどのようにつくられているのかお伝え
します。はたして何の木がどのように出来るのか…!?お楽しみに!
参考図書
『熱帯花木と観葉植物図鑑』小川 雄一 誠文堂新光社 2009年