リトープス
Lithops
- 名称
- リトープス
- 学名
- Lithops
- 科名
- ハマミズナ科
- 属名
- リトープス属
- 原産地
- 南アフリカ、ナミビア砂漠付近
リトープスの特徴
リトープスはハマミズナ科リトープス属の多肉植物です。南アフリカやナミビア砂漠付近に自生しています。リトープスの種類は非常に多く、世界に150品種以上あるといわれています。奇妙な見た目は外敵から守るために石ころに擬態してるといわれ、植物なのに脱皮するように一皮むけて成長していくという生態も不思議です。
開花期は10月~11月ごろで、割れ目の部分から黄色やピンクの花を咲かせます。花の形状はキクやタンポポににてかわいらしい形をしています。ハマミズナ科の植物を「メセン」といい、夏は休眠し冬に生育するリトープスと同じ冬型の植物に「コノフィツム」があります。メセンは花が美しい多肉植物を総じて鑑賞用としてつけられた名前です。
リトープスの育て方
リトープスは乾燥した環境を好みます。一般的な多肉植物と同様に日差しを好みますが、夏に休眠し冬に成長する冬型の多肉植物なので、夏場は風通しの良い半日陰で管理して下さい。休眠期である7月~8月は水は一切あげなくて大丈夫です。また2月~3月ごろ葉の外側がしわしわしてきたら脱皮の兆候です。この期間もお水をあげるのを控えてください。
豆知識
リトープスの名前は石に似ていることから、ギリシャ語の「lithos(石)」と「ops(似る)」を組み合わせてつけられた言葉といわれています。リトープスの花言葉には「こよなき魅力」「用心深い」などがあります。別名「イシコロギク」とも呼ばれます。