植物
クリスマスの植木たち
クリスマスシーズンの代表的な植物に、モミの木を想像される方が多いと思います。野沢園の室内装飾ではモミの木は葉が落ちやすいため、コニファーを使用するケースが多いです。
コニファーとは、針のような葉っぱをした針葉樹全体の呼び名です。野沢園で今シーズン使用している主なコニファーを紹介します。
ゴールドクレスト(Cupressus macrocarpa ‘Gold Crest)
園芸種のコニファーの中で最もポピュラーな品種です。黄金色の枝葉と円錐状の樹形が特徴。葉は柑橘系の香りがし、クリスマスツリーとしても人気があります。今年のゴールドクレストは、1.8m程の高さのものを多く入荷しています。
エレガンテシマ(Thuja occidentalis ‘Elegantissima’)
エレガンテシマは暑さ寒さに強く育てやすいので、生垣やシンボルツリーとして人気があります。秋になると葉っぱは枯れたような茶色になりますが、春になるとまた元の鮮やかな緑色に戻ります。
ブルーアイス(Cedrus deodara ‘Blue Ice’)
美しい灰青色の葉を持ち円錐形の品種です。コニファーの中で最も香りが強く、丈夫で虫がつきにくいのが特徴。美しい葉と香りから、ブルーアイスでクリスマスリースを作られているのも見受けられます。