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筑波実験植物園

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こんにちは!6月が始まりました。6月といえば梅雨ですね。お出掛けにも不向きで嫌だなぁと思ってしまいますが、植物にとっては恵みの雨であ、成長の季節です。

今回は「国立科学博物館 筑波実験植物園」に行ったときのことをお話をしたいと思います。

筑波実験植物園とは

筑波実験植物園は茨城県つくば市にあり、昭和58年10月開園、約40年の歴史があります。国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した植物園で、研究、保全、展示、学習支援活動を行っています。

おおよそ14haの敷地に温室や植生を見ることができ、日本の代表的な植物から世界の植物まで約3,000種類が公開されており、一年中楽しめます。

私は2月下旬に行ったので屋外の生態区は春に向けての準備中といった感じでしたが、温室内は植物が多くあり楽しむことが出来ました。

<水生植物の池>                 

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<大きな温室>

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それぞれの温室、屋外の生態区をみて廻りましたが、一番興奮したのは熱帯資源植物温室です。温室の中に大きな植物がいっぱいに植栽されており、天井までぐんぐんと伸びていました。まるで温室内とは思えないスケールに圧倒されました。

グレープフルーツのように大きなレモンや小さな実がなり始めたバナナの花、甘いにおいの完熟したバニラなど、これが!?と言うものがありとても楽しめます。

私たちが知らなかった本来の姿や実の生り方を見ることが出来ました。この中で気に入った植物を1つ紹介します。コウモリランという植物をご存知ですか?

コウモリランとは…

コウモリランはランとつきますが「蘭」の仲間ではなく、シダの仲間で木や岩石にくっついて生活をする「着生植物」です。和名は「麋角羊歯(ビカクシダ)」とも呼ばれ、トナカイの角に似た葉が特徴的です。

近年「ビカクシダ」はブームになっているようで、園芸店でもよく見かけますし、カフェなどおしゃれな店舗にも置いてあったり吊るしてあったりと、多様な飾り方が楽しめます。

一見不思議な容姿をしていますが、だんだんとかっこよく見えてきた…なんて感じる方も多いとか。

筑波実験植物園のコウモリラン!

筑波実験植物園の温室にあるコウモリランはとにかく大きい!しっかりとしたポールや鎖、柱に支えられています。実際に持ってみたらどれくらいの重さになるのでしょうか。これが本来の姿なのかと思うと、園芸店で見かけるものはとても可愛らしく感じます。

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筑波実験植物園では、企画展やセミナーや天体観望など、様々なイベントを行っているようです。ゆっくりと見て廻るもよし!イベントに参加して知識を深めるもよし!そんな素敵な植物園でした。四季にあわせて訪れるのも面白そうです。

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