ゴールドクレスト
Goldcrest、Monterey Cypress

- 名称
- ゴールドクレスト
- 学名
- Cupressus macrocarpa 'Goldcrest'
- 科名
- ヒノキ科
- 属名
- ホソイトスギ属
- 原産地
- アメリカ西部
ゴールドクレストの特徴
ゴールドクレストはヒノキ科ホソイトスギ属で、コニファーと呼ばれる針葉樹の一種です。アメリカ西部原産で、モントレーイトスギの園芸種になります。明るく色鮮やかな新葉が大変美しく、円錐形の樹形も整っているのでシンボルツリーなどに使われます。とがった樹形は風水的にも厄除けの効果があるといわれ、お庭などに植えられていることも多いです。寒さに比較的強いこともあって、クリスマス時期には飾り付けたものがモミの代わりとして用いられることもあります。
ゴールドクレストの育て方
ゴールドクレストは寒さに強く日光を好む性質から、室外の日が当たる場所が生育に適しています。ヒノキやスギに近い品種になので、どちらかというと室内での管理は不向きな植物です。暑さ弱く、日本の真夏の暑さに耐えられない場合もあるので、半日陰になるような場所、風通しの良い場所を選びましょう。
夏は水切れがしないように気を付けます。地植えの場合は雨水だけで問題ありません。土の中にいるウイルス性の病気にかかると葉が褐変し枯れてしまうので、泥水の跳ね上がりなどにも注意しましょう。
豆知識
ゴールドクレストは一般的に「コニファー(conifer)」と呼ばれます。「コニファー」とは「球(毬)果植物」の意味で、松ぼっくりの様な球果を生じる植物の総称です。現在では針葉樹の中で「葉色や樹形が美しく園芸的鑑賞性持つ物」と言う意味合いになっています。
また英名の「Gold crest」は「黄金に輝く山頂=Gold crest」から名付けられたと言われています。