カシワバゴム
Ficus lyrata

- 名称
- カシワバゴム
- 学名
- Ficus lyrata
- 科名
- クワ科
- 属名
- フィカス属
- 原産地
- 熱帯アフリカ
カシワバゴムの特徴
カシワバゴムはクワ科フィカス属の常緑高木です。熱帯アフリカ原産。生育旺盛で現地では20mもの高木になることもあります。フィカス属の中でも葉が大きいことが特徴で、先端が広がって波打ち、革質で光沢があります。葉だけではなく黒いごつごつした感じの幹もシックでクールな印象です。葉の形がカシワの葉に似ているのでカシワバゴムという名前が付きました。「フィカス・リラータ」とも呼ばれます。同じフィカスの仲間にはウンベラータやベンジャミンがあります。
カシワバゴムの育て方
カシワバゴムは日陰にも寒さにも強い丈夫な植物ですが、あまりにも日が当たらないと葉がしおれてしまうので、室内のカーテン越しに光が当たる場所においてあげるのが最適です。冬は5℃以下にならない環境で育てましょう。
春から秋にかけては水やりをたっぷりとし、冬は2~3日に一度水を上げる程度で大丈夫です。ゴム系の植物ですので、キズから出る樹液は粘り気があります。服などにつかないよう気を付けましょう。カシワバゴムは特に他のゴムに比べて萌芽力が弱いので、剪定する場合は注意が必要です。
豆知識
カシワバゴムは別名「バイオリンの木」や「fiddle leaf fig」ともいわれます。葉がバイオリンに似ていることからこの名が付いたそうです。また生命力が強いことから花言葉は「永遠の幸せ」といわれ、結婚祝いや新居祝いなどのプレゼントにも人気の観葉植物です。