植物
梅と桜
4月、新年度のはじまりです。
新たな環境に期待を寄せている人も多いのではないでしょうか。
逆に気持ちがブルーになっている人もいるかもしれませんね。
そんな季節、街は桜色に染まっています。
今回は、春を彩る【梅】と【桜】についてお話します。
梅と桜、皆さんは見分けがつきますか?
下の2枚の写真、それぞれ梅と桜のどちらでしょうか。
写真1
写真2
同じバラ科の梅と桜。
樹を全体的に見ると分かりやすいと思いますが、
部分的に花だけ見ると意外と難しいですよね。
正解は・・・写真1が梅、写真2が桜です。
花で見分けるポイントは3つあります。
- 花弁の先端の形 : 梅は先が丸く、桜は先が割れてハート形。
- 花柄の長さ : 梅は短く花が枝についてる、桜は長く花が枝から離れている。
- 花の数 : 梅は1箇所から1つの花芽、桜は1箇所から房状に花芽がつく。
それぞれポイントをまとめると
【梅】 先端が丸い花が、枝から直接、1つずつ咲く。
【桜】 先端がハート型の花が、長い花柄に、房状に咲く。
花以外では幹肌の違いが見分けのポイントです。
梅はゴツゴツした幹肌で、桜は横縞が入っているツルツルと艶がある幹肌です。
ではこれは梅と桜どちらでしょう?
正解は桜です。つぼみの状態ですが花柄が長いのがポイントです。
もう見分けは完璧ですね。
今回の見分けのポイントが皆さんのうんちくの1つになれば幸いです。
お花見や宴会の席で、小話として会話に花を咲かせてください。
また、春を彩る花は梅や桜だけではありませんので、
花や新芽、新緑の風景など、色々な植物の動きを楽しんでみてください。
Enjoy Green !!
↑ハナカイドウ
↑ツバキ
↑ユキヤナギ
↑菜の花
次回は、フラワーショップで取り扱っている「少し変わった植物たち②」を紹介する予定です。